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特集 希少癌に備える―いざという時のための基礎知識
尿膜管癌
Urachal carcinoma
橋根 勝義
1
Katsuyoshi Hashine
1
1独立行政法人国立病院機構四国がんセンター泌尿器科
キーワード:
尿膜管癌
,
Sheldon分類
,
膀胱部分切除術
Keyword:
尿膜管癌
,
Sheldon分類
,
膀胱部分切除術
pp.828-831
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206734
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▶ポイント
・限局した尿膜管癌(Sheldon分類ステージⅢA以下)では,膀胱部分切除術+尿膜管・臍一塊切除が推奨される.
・膀胱全摘除術は部分切除術と比較して,生存率に差がないことから適応は限られる.
・進行した尿膜管癌での推奨される治療法はないが,FOLFOX療法など大腸癌のレジメンでの奏効例が報告されている.
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