Japanese
English
特集 ここまで見える! 泌尿器科における可視化の進歩
〈機器の発達〉
8K超高精細画像の医療応用―泌尿器科手術における医療用画像の進歩
8K Ultra high definition camera for endoscope : progress of medical imaging technology in urology
青木 久恵
1
,
森 俊幸
2
,
日向 信之
3
Hisae Aoki
1
,
Toshiyuki Mori
2
,
Nobuyuki Hinata
3
1三楽病院外科
2杏林大学医学部外科学
3神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科分野
キーワード:
8K
,
高精細画像
,
内視鏡手術
Keyword:
8K
,
高精細画像
,
内視鏡手術
pp.594-598
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206688
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・内視鏡手術において視覚情報の質は手術の精度に大きく影響するため,画像の高精細が求められる.
・解像度は7680×4320ピクセル,画素数は標準のHD(2K)の16倍にあたる3300万画素であり,これまで認識できなかったレベルまで観察が可能となっている.
・8Kを用いることにより,特に重要な骨盤神経叢の神経線維,膀胱頸部の筋繊維も高精細画像にて明瞭に視認され,より安全で手術の高度化が得られると考えられる.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.