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特集 ハイリスク前立腺癌を深掘りする―その変遷とM0 CRPCの最新治療
〈M0 CRPC治療の現状と課題〉
ダロルタミドの特徴と効果
Characteristics and efficacy of darolutamide
上村 博司
1
Hiroji Uemura
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター泌尿器・腎移植科
キーワード:
ダロルタミド
,
第二世代アンドロゲン受容体拮抗薬
,
非転移性去勢抵抗性前立腺癌
Keyword:
ダロルタミド
,
第二世代アンドロゲン受容体拮抗薬
,
非転移性去勢抵抗性前立腺癌
pp.566-571
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206678
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▶ポイント
・ダロルタミドは第二世代アンドロゲン受容体拮抗薬であり,ARAMIS試験において非転移性去勢抵抗性前立腺癌に対し,有意差をもって無転移生存期間を延長した.
・ダロルタミドはエンザルタミドやアパルタミドに比べて,血液脳関門通過が約10分の1と低い.
・安全性では,10%以上を超えた倦怠感を除き,ほかの有害事象項目はダロルタミド群とプラセボ群に大きな差はなく,ダロルタミドの安全性と忍容性が認められた.
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