学会印象記
「第34回EAU」印象記
遠藤 勇気
1
1日本医科大学医学部泌尿器科学
pp.496-497
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206659
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「EAUどうだった?」.日本医科大学泌尿器科で同期の赤塚Dr.から声をかけられたとき,私はまだ山形県の北村山公立病院から日本医科大学付属病院に転属されて間もない頃で,慣れない日常業務に追われている頃でした.同期の赤塚Dr.とは学生の時からの長い付き合いで,今年で知り合って20年目となりました.Bed side learning(ポリクリ)でも同じ班であり,卒業後の研修医の2年間は異なる病院で忙しい時間を過ごしましたが,お互いに入局先などについての相談はなかったにもかかわらず,蓋を開けてみると2人とも日本医科大学泌尿器科に入局しておりました.
「そっちはどうだった?」.相方の声かけに対して,反射的に同じ質問を返しながら,EAUの演題採択の結果が発表されたことを知り,自分のPCにて結果を確認すると,“Accepted”の文字を発見し,驚きを隠せませんでした.本当に自分の演題であるどうかを何度も画面を見直し,「うわぁ! うそ! 俺,通ってる!」と声を上げました.その後再度相方に「そっちはどうだった?」と聞き直すと,「俺も通ったよ!」と返事が返ってきました.
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