Japanese
English
特集 停留精巣のすべて─小児から成人への架け橋
〈基礎研究〉
停留精巣の基礎研究の歴史─停留精巣モデルを用いた造精機能障害に関する研究を中心に
History of basic research on cryptorchidism with a focus on spermatogenesis : lesson learned from animal model
水野 健太郎
1
,
西尾 英紀
1
,
林 祐太郎
1
Kentaro Mizuno
1
,
Hidenori Nishio
1
,
Yutaro Hayashi
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科 小児泌尿器科学分野
キーワード:
停留精巣
,
造精機能障害
,
動物モデル
Keyword:
停留精巣
,
造精機能障害
,
動物モデル
pp.826-835
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206388
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・停留精巣の基礎研究は18世紀に始まった解剖学的なものから,現在の分子生物学的アプローチを用いた研究まで非常に幅広く行われている.
・基礎研究は,①精巣下降メカニズム,②造精機能障害の原因・治療,③悪性腫瘍の発生機序に関する3つに大別される.
・停留精巣の完全な動物モデルは存在しないため,研究目的を明確にして評価する必要がある.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.