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特集 停留精巣のすべて─小児から成人への架け橋
〈手術〉
Fowler-Stephens法を極力控える腹腔鏡下精巣固定術
Laparoscopic orchiopexy for intra-abdominal testis with less frequency of the Fowler-Stephens method as much as possible
石井 啓一
1
,
西原 千香子
1
,
坂本 亘
1
Keiichi Ishii
1
,
Chikako Nishihara
1
,
Wataru Sakamoto
1
1大阪市立総合医療センター小児泌尿器科
キーワード:
腹腔鏡下一期的精巣固定術
,
精巣血管
,
腹腔内精巣
Keyword:
腹腔鏡下一期的精巣固定術
,
精巣血管
,
腹腔内精巣
pp.812-817
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206385
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▶ポイント
・腹腔鏡にて腹腔内精巣が同定されたとき,陰囊内に固定したいが,特に精巣血管の長さが足らずに下ろせないことがある.
・精巣血管を離断する二期的Fowler-Stephens法が採用されることが近年多いが,その是非が問われている.
・小児期の手術であり,議論を重ね,妊孕性など,患児にとって本当の手術成功をもたらす努力が大切であろう.
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