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特集 停留精巣のすべて─小児から成人への架け橋
〈手術〉
Fowler-Stephens法を用いた腹腔鏡下精巣固定術における諸問題
Laparoscopic fowler-stephens orchiopexy
守屋 仁彦
1
,
中村 美智子
1
,
今 雅史
1
Kimihiko Moriya
1
,
Michiko Nakamura
1
,
Masafumi Kon
1
1北海道大学大学院医学研究院腎泌尿器外科学教室
キーワード:
非触知精巣
,
Fowler-Stephens法
Keyword:
非触知精巣
,
Fowler-Stephens法
pp.808-811
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206384
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▶ポイント
・腹腔内精巣の治療方針決定に腹腔鏡は有用な情報を提供してくれるものの,精巣血管を温存した1期的精巣固定術を行うのか,Fowler-Stephens法を行うかの確固たる基準は存在しない.
・これまでの報告では,腹腔内精巣と内鼠径輪との距離(2〜3cm)をFowler-Stephens法を行う基準としていることが多い.
・Fowler-Stephens法により精巣固定術を行った際の長期的な造精機能については今後の検討課題である.
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