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特集 副腎疾患の基礎と臨床─最前線を知る
〈臨床〉
褐色細胞腫のガイドラインの現状
Clinical guidelines for pheochromocytoma
田辺 晶代
1
,
成瀬 光栄
2
Akiyo Tanabe
1
,
Mitsuhide Naruse
2
1国立国際医療研究センター病院糖尿病内分泌代謝科
2国立病院機構京都医療センター内分泌代謝科高血圧研究部
キーワード:
褐色細胞腫
,
傍神経節細胞腫
Keyword:
褐色細胞腫
,
傍神経節細胞腫
pp.470-475
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206303
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▶ポイント
・褐色細胞腫の診療ガイドラインとして本邦では「褐色細胞腫診療指針2012」,米国では“Clinical Practice Guideline for Pheochromocytoma and Paraganglioma”が発表されている.
・本症の診断は,①褐色細胞腫に矛盾しない腫瘍の存在,②カテコールアミン分画あるいはメタネフリン分画の明らかな高値,③病理診断,④MIBGシンチグラフィーで腫瘍に取り込みあり,などに基づいて確定する.
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