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特集 この1冊で安心! 泌尿器科当直医マニュアル〈入院編〉
尿道カテーテル留置困難およびトラブル
Management and trouble shooting in foley catheterization
小宮 顕
1
Akira Komiya
1
1千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学
キーワード:
尿道カテーテル
,
HUB
,
尿道損傷
Keyword:
尿道カテーテル
,
HUB
,
尿道損傷
pp.387-393
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206287
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▶ポイント
・挿入はHUBを実践する.それでも挿入困難な場合,本当に現在留置が必要なのかどうかをまず再考し,尿道損傷を避ける.
・挿入が必要な場合,手を変えての改めてのトライ,リドカインゼリーの尿道内注入,尿道膀胱鏡や尿道造影での評価の後にブジーやガイドワイヤーを用いた留置を試み,成功しない場合,膀胱瘻造設や手術室での処置を考慮する.
・ほかの医療者による医原性の尿道損傷の場合や骨盤外傷の症例では,尿道断裂もありうるので慎重に取り扱う必要がある.
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