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特集 泌尿器科領域の救急疾患—診断・治療の新たな展開
尿道
Emergency Management of Urethral Injury and Urethral Disease
五十嵐 辰男
1
,
伊藤 晴夫
1
Tatsuo Igarashi
1
1千葉大学医学部泌尿器科
キーワード:
尿道損傷
,
尿道結石
,
尿道異物
Keyword:
尿道損傷
,
尿道結石
,
尿道異物
pp.961-964
発行日 1999年11月20日
Published Date 1999/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902785
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尿道損傷治療の最近の傾向と,尿道結石,異物,尿道狭窄,尿道周囲膿瘍の治療法を概説した。男性の骨盤骨折に併発した後部尿道断裂では,まず膀胱瘻を留置し,尿禁制,性機能温存を考慮して治療法を選択する。女性では性器損傷を伴うことがあり,骨盤内膿瘍を併発するので早期に修復,ドレナージを施す必要がある。尿道結石,異物は内視鏡的に診断.摘出する。尿道狭窄,尿道周囲膿瘍は応急的に膀胱瘻を造設する。
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