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特集 泌尿器癌局所療法─局所を制する者は全身を制す
〈転移巣治療〉
転移性脳腫瘍に対する定位放射線治療
Stereotactic radiotherapy for metastatic brain tumors
周藤 高
1
Takashi Shuto
1
1横浜労災病院脳神経外科
キーワード:
腎細胞癌
,
転移性脳腫瘍
,
定位放射線治療
Keyword:
腎細胞癌
,
転移性脳腫瘍
,
定位放射線治療
pp.1101-1105
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206156
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▶ポイント
・腎細胞癌脳転移は放射線抵抗性であり全脳照射の効果は乏しいが,多発脳転移であっても定位放射線治療は有効である.
・腫瘍最大径が2〜2.5cm以上の場合,定位放射線治療での腫瘍制御が困難となってくるため,患者の状態が許せば手術摘出も考慮に入れる必要がある.
・脳転移に対する定位放射線治療の前にスニチニブやソラフェニブを一時中断する必要はないと思われる.
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