Japanese
English
特集 専門医として知っておきたい 性分化疾患の基礎知識
〈診断と治療総論〉
性分化疾患の長期予後
Long-term outcome of disorders of sex development
守屋 仁彦
1
,
中村 美智子
1
,
篠原 信雄
1
Kimihiko Moriya
1
,
Michiko Nakamura
1
,
Nobuo Shinohara
1
1北海道大学大学院医学研究院泌尿器外科学教室
キーワード:
性分化疾患
,
長期予後
,
問題点
Keyword:
性分化疾患
,
長期予後
,
問題点
pp.802-807
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206097
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・尿道下裂症例では程度が高度となるほど思春期の陰茎長が短くなるが,性的活動性は対照群と差がない.
・女性化外陰形成術後の長期的問題点として,腟口狭窄と外陰の知覚低下が報告されている.
・性分化疾患では,手術関連の長期的合併症のほかに妊孕性や悪性腫瘍の発生の問題があり,長期的にフォローアップ可能な体制の構築が求められる.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.