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特集 専門医として知っておきたい 性分化疾患の基礎知識
〈診断と治療総論〉
性分化疾患の診断・治療における腹腔鏡の意義
The significance of laparoscopic surgery in diagnosis and treatment for disorders of sex development
水野 健太郎
1
,
守時 良演
1
,
林 祐太郎
2
Kentaro Mizuno
1
,
Yoshinobu Moritoki
1
,
Yutaro Hayashi
2
1名古屋市立大学大学院医学研究科 腎・泌尿器科学分野
2名古屋市立大学大学院医学研究科 小児泌尿器科学分野
キーワード:
性分化疾患
,
腹腔鏡下手術
,
低侵襲治療
Keyword:
性分化疾患
,
腹腔鏡下手術
,
低侵襲治療
pp.776-782
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206093
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▶ポイント
・腹腔鏡は性腺・内性器の位置・外観・形状の観察や組織学的評価が可能で,性分化疾患の診断に必須である.
・腹腔鏡は診断だけでなく,性腺・内性器の摘除や精巣固定術など,治療にも有用である.
・腹腔鏡は術後の回復が早く,低侵襲治療として性分化疾患患児のQOL改善に寄与する.
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