増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅱ疾患別:実施すべき検査と典型所見
[1]先天性疾患・小児泌尿器科疾患
尿道下裂
水野 健太郎
1
,
加藤 大貴
1
,
林 祐太郎
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科 小児泌尿器科学分野
pp.118-120
発行日 2017年4月5日
Published Date 2017/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205932
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ここがポイント
◉尿道下裂の患児の身体診察としては,陰茎のサイズ,尿道口の位置,陰茎彎曲の程度を観察する.
◉非常に高度の症例では,性腺や内性器の状況を把握するために超音波検査,MRIおよび尿道造影などを計画するとともに,染色体検査を行う.
◉矮小陰茎のタイプでは生後6か月以内の治療開始をプランする.
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