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特集 最新泌尿器病理─世界の最先端を学ぶ
尿細胞診報告書─日本と世界で何が変わったのか
New reporting systems of urine cytology from home and abroad
大谷 博
1
,
吉田 一博
2
,
林 洋子
3
Hiroshi Ohtani
1
,
Kazuhiro Yoshida
2
,
Hiroko Hayashi
3
1社会医療法人財団白十字会白十字病院臨床検査科
2社会医療法人財団白十字会白十字病院泌尿器科
3長崎大学大学院医歯薬学総合研究科病理学
キーワード:
尿細胞診報告様式
,
Paris System
,
高異型度尿路上皮癌
Keyword:
尿細胞診報告様式
,
Paris System
,
高異型度尿路上皮癌
pp.776-784
発行日 2016年9月20日
Published Date 2016/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205782
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▶ポイント
・尿細胞診報告書の統一を主な目的とした『泌尿器細胞診報告様式2015』が日本から発信され,国際的には『Paris System』が刊行された.
・本邦の報告様式は包括的であるのに対し,『Paris System』は高異型度尿路上皮癌を軸としている.
・両報告様式は,エビデンスが十分ではない状況での公表であり,今後の修正による発展と国内外での統一が期待される.
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