画像診断
対側水腎症をきたした巨大尿管症
中竹 伸佳
1
,
大沢 理
1
,
新谷 浩
1
1関西医科大学泌尿器科学教室
pp.726-728
発行日 1989年8月20日
Published Date 1989/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205049
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症例 59歳,男性。
初診 1988年7月28日。
家族歴 特記すべきことなし。
既往歴 糖尿病。
現病歴 1988年5月,健康診断の腹部エコーで下腹部にcystic massを指摘され,精査のため当院泌尿器科を受診した。自覚症状は特に認められなかった。
検査所見 血液一般,血液生化学検査,および血中腫瘍マーカーに異常を認めなかった。■IVP 20分経過後においても左腎は描出されず,右腎は腎X線像の拡大および右水腎症を認める。
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