教室だより
防衛医科大学校泌尿器科学講座
長倉 和彦
pp.169
発行日 1989年2月20日
Published Date 1989/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204931
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防衛医科大学校は医官としての幹部自衛官の恒久的な補充を目的として,1973年,埼玉県所沢市の広大な旧所沢飛行場跡地の一部に開校される運びとなり,翌1974年4月には46名の第一期生が入学した。泌尿器科学講座(本校では教室ではなく講座と呼ぶ)には1977年7月に中村宏教授が着任,同年12月1日に付属病院が開院し,現在開設10年余の若い講座である。開院当初は原野の中の病院といった風情で,辺りはすすきが生い茂り,道路も未舗装で,雨が降れば泥沼と化し,長靴は必需品であった.その後開発整備が進み,現在この飛行場跡地には防衛医大の他,航空管制センター,米軍通信基地,公園,市役所などの主要公共施設がある。また,1987年5月には西武線の新駅「航空公園」も出来て所沢の新しい中心地になってきているが,まだまだ長閑な所である。
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