Japanese
English
特集 尿路感染症—その変貌と対策
抗菌剤の副作用
Adverse Effects of Antimicrobial Agents
加藤 康道
1
Yasumichi Kato
1
1北海道大学医学部第二内科学教室
1Second Dept. of Int. Med., Hokkaido University School of Medicine
pp.539-543
発行日 1986年7月20日
Published Date 1986/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204301
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はじめに
抗菌剤の開発にかける企業努力はめざましく,引き続き多数のものが市場に出現し,またしようとしている。
泌尿器科の領域においては,腎排泄性の良好で組織濃度も高いPC系,CEP系などβ−ラクタム剤のほかピリドンカルボン酸系,さらにはサルファ剤やテトラサイクリン系の使用される機会が多く,また一般に経口剤が多用されると考えられる。しかし,中等症以上ではアミノグルコシド剤の注射も適応となろう。
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