印象記
第13回国際化学療法学会(1)—癌化学療法
小磯 謙吉
1
Kenkichi Koiso
1
1筑波大学臨床医学系泌尿器科
pp.1030-1031
発行日 1983年11月20日
Published Date 1983/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203699
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はじめに
第13回国際化学療法学会は1983年8月28日より9月2日までオーストリアの首都,音楽の都ウィーンでKarrer会長の下に開催された。主会場は女帝といわれオーストリアの栄光を一身に担つたMaria Tellessaの夏の居城,Hofburg宮殿を中心にMessepalast, Auerspergの三会場で行われた。本学会は化学療法を中心に感染症と悪性腫瘍とに二大別され,それぞれの分野において発表と討論がなされたが,全参加者は7,000名にも達し,本邦からもその1割に当る700名が参加し盛会であつた。
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