Urological Letter
尿路感染症—二つの研究の近況報告/腎臓病医の視野の狭小—最近の経験から急いで一言
pp.910,918
発行日 1983年10月20日
Published Date 1983/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203672
- 有料閲覧
- 文献概要
われわれの診療所で今まで引き続き研究してきた二つの尿路感染症の治療法は,昨年も進歩がみられた。
一つの研究は,下記薬剤に強い感受性を示す細菌がある前立腺炎患者に対してのGeocillinとSeptraの併用あるいはSeptraだけでの治療についてである。症例数は少ないが,少なくとも3週間投与した例では,臨床的にも細菌学的にも前立腺液はきれいになるように思われる。投薬を中止した場合の再発はSeptra治療群の方にいくらか多いようである。
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.