Case Study
抗男性ホルモン療法後,高脂血症および両腎に著明な脂肪沈着を来して死亡した前立腺癌の1例
吉田 英機
1
,
島田 誠
1
1昭和大学泌尿器科
pp.909-912
発行日 1981年9月20日
Published Date 1981/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203215
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
64歳,男性。
1975年5月28日,腰痛,両下肢痛および排尿困難にて当科受診,前立腺生検にて未分化癌,stageDの診断にて除睾術後ヘキスロン25mgの筋注を当院で26日,退院後近医にて隔日施行し経過は良好であつた。1978年2月9日,腰痛,両下肢痛,右半身不全麻痺および顔面の浮腫と体重増加にて当科に再入院した。
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.