Japanese
English
手術手技 泌尿器科関連領域の手術
皮膚の縫合,移植
Skin Suture and Trnsplantation
沢田 幸正
1
,
藤野 豊美
1
Yukimasa Sawada
1
,
Toyomi Fujino
1
1慶応義塾大学医学部形成外科学教室
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery, School of Medicine, Keio University
pp.637-643
発行日 1981年7月20日
Published Date 1981/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203174
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はじめに
形成外科手術の目標の一つに,めだたない良い瘢痕で治癒させることがあげられ,特殊な器械,材料を用いることが多い。これらは,組織侵襲を少なくし,良い条件下で創傷治癒を行なわせるという目的のためであり,愛護的で正確な手術のための一つの手段にすぎない。めだたない良い瘢痕での治癒には,メスを加える以前から配慮を払わなければならず,ただ創を形成外科的に縫合しただけでは必ずしも良い結果は得られない。以下に,われわれが日常行なつている手術手技の概略を紹介するが多少とも参考になれば幸いである。
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