Case Study
血尿および尿閉を示し膀胱腫瘍を疑わしめた慢性膀胱炎
東海林 文夫
1
,
横山 正夫
1
1東大分院泌尿器科
pp.193-197
発行日 1981年2月20日
Published Date 1981/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203106
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70歳,女。
1980年1月に肉眼的血尿,頻尿および排尿痛があり某医を受診し,急性膀胱炎の診断をうけ抗生物質投与4日後に症状の軽快をみた。同年7月8日,同様の症状があり再び治療を受けたが軽快せず7月12日に当科を紹介された。発熱,腰痛はなかつた。
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