Japanese
English
手術手技
腎外傷の手術—新鮮腎外傷におけるドレナージ法の適応と手技
Indication and Technique of the Drainage for Fresh Renal Trauma
大山 朝弘
1
,
松岡 政紀
1
,
宮里 尚義
,
才田 博幸
2
Choko Ohyama
1
,
Masanori Matsuoka
1
,
Naoyoshi Miyasato
,
Hiroyuki Saita
2
1沖縄県立中部病院泌尿器科
2鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Okinawa Central Hospital
2Department of Urology, Kagoshima University School of Medicine
pp.1021-1024
発行日 1978年11月20日
Published Date 1978/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202644
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腎外傷の診断は比較的容易である。治療に際して軽症は安静療法,強度の外傷時は外科的治療ということでほぼ意見の一致がみられるが,これらの中間型とでもいえる中等度の腎外傷に対しては外科的加療がよいか保存的加療がよいか意見のわかれるところである。最近は保存療法をすすめる意見がつよい1〜4)。1969年以降われわれはむしろ外科的加療を行なつてきたのでこれらを検討しながらわれわれの考えを述べ,新鮮腎外傷における"腎周囲ドレナージ法"を紹介したい。
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