Japanese
English
手術手技
腹膜弁を用いた膀胱腔痩閉鎖術
Management of Vesicovaginal Fistulas with Peritoneal Flap Interpositions
今村 一男
1
,
吉田 英機
1
Kazuo Imamura
1
,
Hideki Yoshida
1
1昭和大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Showa University School of Medicine
pp.1023-1027
発行日 1975年12月20日
Published Date 1975/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202074
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緒言
膀胱腟瘻は尿が絶えず漏れ,患者の苦痛が大きいが,その治療は必ずしも容易であるとは言い難く,したがつて閉鎖術には種々の工夫が必要になるわけである。著者らは1963年から1974年までの12年間に膀胱腟瘻8例に対し瘻孔閉鎖術を施行したが,うち最近の3例には腹膜弁を用いて瘻孔閉鎖部を隔離するような方法を行ない,3例共成功したので,腹膜を用いる瘻孔閉鎖術について述べ若干の考察を行ないたいと思う。
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