Urological Letter・162
Ⅰ.再発性腎結石の予防法/Ⅱ.恥骨上膀胱穿刺による小児の採尿
pp.504
発行日 1974年7月20日
Published Date 1974/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201821
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サルファ剤や抗生剤は尿素分解菌の感染を治療することで尿路結石の再発予防に大いに役立つてきた。特殊化学療法が始まつたのはおよそ15年前である。
結石の再発に対する化学的予防の最初の大きな歩みはAllopurinalであつた。1日に2回本剤の100mgを用うることで尿酸結石の再発はほとんどなくなつた。この治療法は漠然と続けられている。血液像,肝機能,血液化学検査は初めはしばしば行なわれる。そして,数年間は6ヵ月に1度,そのあとは年に1回あて行なわれる。
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