小さな工夫
尿道撮影用カテーテル
南 孝明
1
1慈恵医人泌尿器科学教室
pp.161-162
発行日 1974年2月20日
Published Date 1974/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201765
- 有料閲覧
- 文献概要
男子逆行性尿道撮影は,術者の直接被曝を避けるために遠隔操作用カテーテルおよび鉗子が種々工夫されている。しかし,操作が煩雑だつたりしてあまり用いられてないのが現状と思われる。著者は約2年前より比較的簡単で撮影効果の良い尿道撮影用カテーテルを作製使用している。
器具は第1図右端のごとくF14号3孔式カテーテルを9cmに切り,先端より2cmの所に前後に円味をもたせ1cmに切つたF22カテーテル片をゴムノリで接着,他端に他の長い管(後述)との接続金具をつけた。
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.