Urological Letter
尿管を結紮された腎の寿命/尿道血腫
pp.28,43
発行日 1972年1月20日
Published Date 1972/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201317
- 有料閲覧
- 文献概要
尿管が結紮された場合の腎の寿命については泌尿器科医の問に議論がある。尿管を結紮した場合,あるいはclampで止めた場合,いつまでに解除すれば腎機能が回復しうるか,その時間を決定するための実験は今までかなり多く行なわれてきた。いろいろな著者の評価は3週間から3ヵ月とまちまちである。しかし,それらの実験の大部分は動物で行なわれたものである。
泌尿器科医達はいろいろな期間結紮されていた尿管の結紮を解除した個人の経験についてしばしば議論しているが,かなり長期間結紮されていた例について検討した例は少ない。
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.