印象記
第33回日本泌尿器科学会東部連合地方会
黒田 一秀
1
1福島県立医科大学
pp.232-234
発行日 1969年3月20日
Published Date 1969/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200643
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第33回日本泌尿器科学会東部連合地方会は昭和43年10月19日(土)前橋市農業会館において,会長群馬大学志田圭三教授主宰のもとに開かれた。会期は1日である。筆者は福島から,東北本線・両毛線を経て前日前橋に着いたが,秋の北関東の空はよく晴れ,学会当日も,会場から見渡せる上州の名山赤城山がくつきりと秀麗な姿をみせていた。戦後20数年,前橋市は並木の多い近代的都市に生れかわり,元気のよい北関東弁も耳に心よかつた。
プログラムは午前中に一般講演を終え,昼食時評議員会,午後を総会,特別講演,招待講演,シンポジウム,パネルデスカッションに当てられた。83の一般演題を2会場でこなして,時間の割りふりは1日の学会として内容豊富で要領を得,会長の御苦心がうかがわれた。すべての発表を聞けたわけでもなく理解にあまる問題も多々あつたが出席者の1人として筆者の印象をのべる。
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