Urological Letter
前立腺癌のときの骨疼痛に対する弗化物治療,他
pp.687
発行日 1968年9月20日
Published Date 1968/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200485
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W.P.Scott M.D.が1967年の11月13日のJAMA誌上に前立腺癌の際の骨疼痛に弗化物治療のことを書いている。著者は9例に著効があつたといつており,分量は1日100mg宛である。本剤の使用は合理性という点ではこの疑問のある細胞毒的効果と長期使用の書類上の安全性等からして,ページェット氏病の骨造成性疾患に有効であるという以外では,合理性はほとんどない。
骨に対する弗化物の実際の作用機序はまだ不明であるが,恐らくは全く複雑な物理的と細胞学的効果であろうと彼は述べている。
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