見聞記
Rostock大学を訪問して
後藤 薫
1
1天理よろづ相談所病院
pp.321-322
発行日 1968年4月20日
Published Date 1968/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200392
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1967年7月9日〜14日西ドイツMünchenにて開催の第14回国際泌尿器科学会に出席途上,1966年チェッコスロヴァキアでの泌尿器科学会で知りあつたDr.Sinnerより招待をうけていたRostock大学(Chirurgi-sche Universitäts-Klinik Rostock)を7月5日〜8日の間,教室の木村助手とともに訪問することができたので,短期間ながら知り得たことについて報告させて頂くことにします。
Rostockは東ドイツの都市である関係上(付図参照),日本での手続きも仲々面倒であり,また査証(visas)も得られなかつたが,7月5日8時15分Hamburg発のStralsund行の国際列車に乗車し,Lübeckをすぎてまもなくの東ドイツ国境税関より列車内にて査証を受けることができ,12時35分Rostock駅に無事到着することができました。Hamburg-Rostock間134kmを急行列車で約4時間を要したことになりますが,国境の通関手続で列車が約1時間停車したこともふくまれています。Rostock駅にてDr.Sinner夫妻,Dr.Wilhelm夫妻の出迎えをうけ,彼等の案内で6月1日に完成したばかりのInterhotel Warnowにおちつきました。
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