Japanese
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新薬治験
泌尿性器慢性感染症に対するリリペンの使用経験
CLINICAL USE OF RIRIPEN FOR CHRONIC GENITOURINARY TRACT INFECTIONS
黒田 恭一
1
,
酒井 晃
1
Kyoichi KURODA
1
,
Akira SAKAI
1
1金沢大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Kanazawa University
pp.67-68
発行日 1968年1月20日
Published Date 1968/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200332
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Ⅰ.緒言
非ステロイド性消炎剤リリペン(Benzydamine hy-drochloride)は,内分泌系を介せず局所的に作用し,炎症部位に集積して消炎効果をもたらし,さらに人体では50%以上が未変化のまま尿中に排泄されるとされていることから,尿路の炎症に対する消炎剤としての有効性が期待される。今回著者らは,泌尿性器慢性感染症に対する本剤の効果を検討したので報告する。
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