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手術手技 女性泌尿器関連の手術—基本手技とコツ・5
子宮摘出後の腟断端脱の手術—腟断端脱に対する術式とその特徴
Operative procedures for vaginal vault prolapse
竹村 昌彦
1
Masahiko Takemura
1
1大阪府立急性期・総合医療センター産婦人科
キーワード:
仙棘靱帯固定術
,
C-TVM
,
腹腔鏡下腟仙骨固定術
Keyword:
仙棘靱帯固定術
,
C-TVM
,
腹腔鏡下腟仙骨固定術
pp.1060-1068
発行日 2014年12月20日
Published Date 2014/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200063
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要旨 子宮摘出は,その後の腟断端脱の危険因子である。腟断端脱に対する手術は,解剖学的に変化が加えられた状態に対する再手術となる。前回手術の術式について可能な限り情報を集めたうえで現状を評価することが,効果的な治療を行い,合併症の発生を防ぐために重要である。現在では,さまざまな術式の選択が可能であるので,それぞれの術式の特性を理解したうえで,患者の状態に合わせた適切な方法を選択することが重要である。
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