Japanese
English
手術手技 女性泌尿器関連の手術—基本手技とコツ・5
子宮摘出後の腟断端脱の手術
Surgical repair of vaginal vault prolapse after hysterectomy
尾崎 康彦
1
,
片野 衣江
1
,
生田 克夫
2
,
杉浦 真弓
1
Yasuhiko Ozaki
1
,
Katsuo Ikuta
1
,
Kinue Katano
2
,
Mayumi Sugiura
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科学
2いくたウイメンズクリニック
キーワード:
腟脱
,
子宮摘出後
,
腟脱修復術
Keyword:
腟脱
,
子宮摘出後
,
腟脱修復術
pp.1046-1052
発行日 2014年12月20日
Published Date 2014/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200061
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要旨 近年,子宮の悪性腫瘍のみならず子宮筋腫などの婦人科的良性疾患に対する子宮摘出後の腟脱の頻度が増加している。産婦人科ガイドラインには進行した性器脱に対して,外来管理が困難な場合や患者の希望があれば,十分なインフォームド・コンセントのもとに手術療法を薦めると記載されている。当科では保存的治療を第一選択としているが,非観血的治療法で改善が得られない場合には,観血的治療法として腟壁形成術や腟閉鎖術を施行している。
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