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編集後記
郡 健二郎
pp.822
発行日 2013年9月20日
Published Date 2013/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103332
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本誌,臨床泌尿器科への投稿論文は年々減っている。正直なところ,投稿論文だけでは1つの号を埋めることはもはやできず,本号のように「特集」を組むはめになっている。泌尿器科医向けの月刊誌は多いが,いずれも同じ傾向のようである。
その中で唯一,『泌尿器科紀要』だけは,投稿論文が跡を絶つことはない。その理由を同誌の編集事務に精力的に携っておられ,私が尊敬する宮川美栄子先生に数回お尋ねしたことがある。答えはいつも「特に何もしていませんよ。なぜでしょうね」である。ある人が「『泌尿器科紀要』はPub-Medにとり上げられるためだ」と言われたが,投稿者がPub-Medのことまで考えて,投稿先雑誌を選んでいるとは考えがたい。本誌は投稿料が無料である。なぜ優先されないのか,是非皆様のご意見を拝聴したい。
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