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特集 ロボット支援前立腺全摘除術
各論① ロボット支援前立腺全摘除術におけるラーニング・カーブ―ラーニング・カーブ短縮の焦点とは
The learning curve of robotic assisted laparoscopic radical prostatectomy:what is the key point of the technical improvement?
植田 健
1
,
齋藤 允孝
1
,
小林 将行
1
,
小丸 淳
1
,
深沢 賢
1
Takeshi Ueda
1
,
Yoshitaka Saito
1
,
Masayuki Kobayashi
1
,
Atsushi Komaru
1
,
Satoshi Fukasawa
1
1千葉県がんセンター前立腺センター・泌尿器科
キーワード:
前立腺癌
,
ロボット支援前立腺全摘除術
,
ラーニング・カーブ
Keyword:
前立腺癌
,
ロボット支援前立腺全摘除術
,
ラーニング・カーブ
pp.299-304
発行日 2013年4月20日
Published Date 2013/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103190
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要旨 この10年で前立腺全摘術は大きな転換期を迎えた。da Vinciサージカルシステム®の開発により,欧米では手術症例の85%以上がロボット支援手術(以下,RALP)へ移行した。術者は3次元拡大視野のもとに直観的な手術操作が可能であり,欧米の報告では制癌効果や排尿および性機能の回復も良好とされる。日本では2012年4月からRALPが保険診療として認められた。RALP導入にあたり初期から手技が安定するまでの期間にどのように対応してゆくべきかは重要である。本稿では,ラーニング・カーブ短縮のポイントを自験例を交えて報告する。
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