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手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・1【新連載】
後腹膜到達法による腹腔鏡下根治的腎摘除術
Laparoscopic radical nephrectomy by retoperitoneal approach
深沢 賢
1
,
小丸 淳
1
,
植田 健
1
Satoshi Fukasawa
1
,
Atsushi Komaru
1
,
Takeshi Ueda
1
1千葉県がんセンター前立腺センター・泌尿器科
キーワード:
腎癌
,
腹腔鏡下根治的腎摘除術
,
後腹膜到達法
Keyword:
腎癌
,
腹腔鏡下根治的腎摘除術
,
後腹膜到達法
pp.919-923
発行日 2012年11月20日
Published Date 2012/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102946
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要旨 後腹膜到達法による腹腔鏡下根治的腎摘除術は,その独特の視野に慣れれば泌尿器科医にとって受け入れやすく,経腹膜到達法に比べて習得が容易だと考えられる。そのポイントは,①腹膜を隔てた周辺臓器を意識すること,②外側円錐筋膜を大きく切開し,腎茎部の処理を広いスペースで行うこと,③腎を腹膜から剝がす際には,周囲脂肪組織と一緒に剝離していくこと,である。当施設でもっとも行われている後腹膜側方到達法の解説をする。
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