画像診断
尿道カテーテル長期放置によるフルニエ壊疽
佐野 太
1
,
南村 和宏
1
,
窪田 吉信
1
1横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
キーワード:
フルニエ壊疽
,
カテーテル
Keyword:
フルニエ壊疽
,
カテーテル
pp.948-950
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102159
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患 者 65歳,男性。
主 訴 下腹部痛。
家族歴 特記すべきことなし。
既往歴 64歳,前立腺癌T3aN0M0。診断時PSA 142ng/ml。LHRHアゴニストを1回のみ投与,排尿困難に対して尿道カテーテル留置後,経済的理由から通院を自己中断し,1年以上放置(以上すべて他院)。
現病歴 2010年3月,下腹部痛を主訴に近医を受診した。陰部から下腹部にかけて発赤腫脹を認め,フルニエ壊疽の疑いで当院へ搬送となった。
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