特集 必携 消化器救急疾患の治療戦略と緊急手術
Ⅱ.各論(治療戦略) 11)フルニエ壊疽
浅田 祐介
1
,
伊藤 香
1
,
髙田 直和
1
,
野澤 慶次郎
1
,
深川 剛生
1
,
落合 大樹
1
1帝京大学医学部外科学講座
キーワード:
フルニエ壊疽
,
壊死性筋膜炎
,
デブリードマン
Keyword:
フルニエ壊疽
,
壊死性筋膜炎
,
デブリードマン
pp.1249-1256
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004545
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フルニエ壊疽は1883年にフランスのFournierにより「若年男性の会陰部に突然発生した壊死性病変」としてはじめて発表された。現在では,「年齢,性別を問わず肛門・会陰部周辺に発生し,急速に進行する壊死性筋膜炎」との定義がおおむね受け入れられている1)。

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