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セミナー 泌尿器科医に必要なPET検査の知識―有用性と問題点・4
尿路上皮癌とPET検査
The role of PET for urothelial cancer
南本 亮吾
1
,
立石 宇貴秀
2
,
井上 登美夫
2
Ryogo Minamimoto
1
,
Ukihide Tateishi
2
,
Tomio Inoue
2
1独立行政法人国立国際医療研究センター放射線核医学科
2横浜市立大学大学院医学研究科放射線医学
キーワード:
尿路上皮癌
,
PET
,
FDG
Keyword:
尿路上皮癌
,
PET
,
FDG
pp.1009-1015
発行日 2010年12月20日
Published Date 2010/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102171
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要約 尿路上皮癌とは,腎盂,尿管,膀胱,尿道の内腔を覆う移行上皮から発生する癌を総称する。PET検査は,全身を一度に非侵襲的スクリーニングできるという特徴を有し,悪性腫瘍をマネージメントする際に有用な情報を提供し得る。尿路上皮癌に対しては,PET核種の尿排泄,解像度の限界,保険適用外であることなどさまざまな問題がある。しかし留意点を熟知し,適切に利用すれば,PET検査は尿路上皮癌の診断,治療に大きく貢献すると考えられる。
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