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特集 泌尿器科検査のここがポイント
I MRI検査
泌尿器科領域のMRI
Q53 MRIの適応と禁忌,方法,基本的読影方法について教えてください。
MRI in urology
伊藤 博敏
1
Hirotoshi Ito
1
1梶井町放射線診断科クリニック
キーワード:
MRI
,
泌尿器
Keyword:
MRI
,
泌尿器
pp.204-206
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101987
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要旨 MRIは,その卓越した画像コントラストから,泌尿器科領域においても非常に有効な画像診断方法である。ただし,強力な磁場と電波を使用するために体内金属には注意が必要であり,ガドリニウム造影剤も高度な腎障害患者には使用できない。近年では,高磁場MRIと高速撮像法が一般化し,T2強調像,T1強調像といった基本的な画像コントラストのみならず,新しいコントラストである拡散強調像も利用され,診断能が向上している。MRIの適応に加えて,基本的な撮像方法と読影方法を理解することは,泌尿器診断学においても重要な要素である。
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