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特集 泌尿器科検査のここがポイント
E 内視鏡的検査
尿管鏡
軟性尿管鏡
Q31 軟性の尿管鏡の挿入方法のコツと観察方法について教えてください。
Ureteropyeloscopy using flexible ureteroscope
宮地 禎幸
1
Yoshiyuki Miyaji
1
1川崎医科大学泌尿器科
キーワード:
軟性腎盂尿管ファイバースコープ
,
アクセスシース
Keyword:
軟性腎盂尿管ファイバースコープ
,
アクセスシース
pp.123-126
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101961
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要旨 最近の軟性腎盂尿管ファイバースコープは,①スコープの細径化,②大きな先端彎曲角,③3Frサイズの処置具が使用可能なワーキングチャンネルを装備,と進化し,またガイドワイヤー,アクセスシースなどの補助機器の改良,進歩によって適応が広がっている。いかに手元の操作を先端に伝えられるかが観察,処置のポイントである。①操作部は左手で持ち,スコープ本体は右手で持つ,②男性の場合は膀胱鏡外筒を尿道,膀胱に留置し,手元の操作をスコープ先端にうまく伝えるようにする,③透視を併用し,上腎杯,中腎杯,下腎杯の順に系統だった観察を行う,④スコープの出し入れを行う処置の際はアクセスシースを用いる,などが要点である。
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