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特集 泌尿器科検査のここがポイント
E 内視鏡的検査
尿管鏡
硬性尿管鏡
Q30 硬性の尿管鏡の挿入方法のコツと観察方法について教えてください。
Ureteroscopy using rigid ureteroscope
宮地 禎幸
1
Yoshiyuki Miyaji
1
1川崎医科大学泌尿器科
キーワード:
硬性尿管鏡
,
セーフティワイヤー
Keyword:
硬性尿管鏡
,
セーフティワイヤー
pp.120-122
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101960
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要旨 硬性尿管鏡は下部尿管の観察・処置が絶対的適応であるが,症例によっては腎盂,上腎杯までの観察が可能である。硬性尿管鏡の処置にあたっては,①ガイドワイヤーをセーフティワイヤーとして用いること,②常にガイドワイヤーを視野に入れ,尿管の内腔を確保しながら尿管鏡を上行させ,「尿管鏡を押すのではなく,引きながら挿入する」という意識で行うこと,③尿管の可動性が悪い場合は無理をしない,ということが重要で,「硬性尿管鏡は尿管の可動性があって初めて挿入可能である」という原則を考慮して行わねばならない。
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