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特集 泌尿器科の癌薬物療法―ここが聞きたい
緩和医療―緩和医療における鎮痛薬・睡眠薬の使い分けをどのようにすべきか?―疼痛緩和における鎮静の考え方
How to use the pain-relieving drug and the sleeping medicine in palliative care?:Idea of sedation in palliative therapy
中島 耕一
1
Koichi Nakajima
1
1東邦大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
緩和医療
,
鎮静
,
オピオイド
Keyword:
緩和医療
,
鎮静
,
オピオイド
pp.365-370
発行日 2009年4月20日
Published Date 2009/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101742
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要旨 癌対策基本法の施行に伴い,地域にかかわらず,等しく患者本人の意思を尊重した治療方法が提供されることが,われわれ医療人の責務となった。疼痛対策においても同様である。疼痛対策については「癌患者の療養生活の質の維持向上について」として第16条にうたわれている。この基本方針に則った緩和医療については,診療科を問わず医療人は等しく認識をしなければならない。緩和医療においては,医療側,患者,患者家族それぞれの価値観は異なっており,十分な話し合いのもとで選択し得る手段について慎重に検討する必要がある。
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