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セミナー ここまできたトランスレーショナルリサーチ・7
膀胱癌ワクチン療法:網羅的遺伝子発現情報解析による標的分子の同定
Identification of target molecules for bladder cancer vaccine therapy through genome-wide gene expression profiling
兼平 貢
1
,
高田 亮
1
,
小原 航
1
,
藤岡 知昭
1
Mitsugu Kanehira
1
,
Ryo Takada
1
,
Wataru Obara
1
,
Tomoaki Fujioka
1
1岩手医科大学医学部泌尿器科
キーワード:
膀胱癌
,
癌ワクチン療法
,
腫瘍抗原
Keyword:
膀胱癌
,
癌ワクチン療法
,
腫瘍抗原
pp.39-45
発行日 2009年1月20日
Published Date 2009/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101633
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要約 cDNAマイクロアレイを用いた網羅的膀胱癌遺伝子発現プロファイル解析により,新規膀胱癌治療薬開発の標的分子として2遺伝子を抽出した。両分子は理想的な腫瘍抗原であり,われわれは,これら由来のペプチドワクチンの開発に成功した。現在,表在性膀胱癌の再発予防を目的とした癌ワクチン療法の臨床研究を開始している。
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