病院めぐり
磐田市立総合病院泌尿器科
波多野 伸輔
1
1磐田市立総合病院泌尿器科
pp.458
発行日 2007年5月20日
Published Date 2007/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101212
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磐田市は静岡県西部に位置し,東は天竜川,南は遠州灘に面した人口17万人の都市です。奈良時代には,遠江国分寺と遠江国府が置かれ,古墳時代の約500基以上の古墳が現存し,江戸時代には,東海道五十三次見付宿として東西交通の要所として発展してきました。現在は自動車,オートバイ,楽器などの工業都市として,サッカーのジュビロ磐田やラグビーのヤマハ発動機ジュビロのホームタウンとして,また市内の東部に存在する淡水池沼である桶ケ谷沼は日本一のトンボの生息地であり,ベッコウトンボをはじめとするトンボは67種類,県内のトンボの3分の2,国内の3分の1の種類が確認され,トンボの町としても有名です。
磐田市立総合病院は昭和27年に5診療科,75床の病院として開設され,その後徐々に診療科の増設と増床が行われ地域の中核病院として機能してきました。平成10年5月に現在の,周囲に茶畑の広がる同市大久保に新築移転し,病床数500床,21診療科,常勤医88名(うち臨床研修医8名)で運営されています。磐田市内のみならず,近隣の浜松市天竜区,袋井市,周智郡森町からも来院される方がおられます。平成15年12月に病院機能評価の認定を受けています。
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