Japanese
English
手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・5
腎尿管摘除術
Nephroureterectomy for the upper urinary tracts cancer
内田 厚
1
,
大城 吉則
1
,
小川 由英
1
Atsushi Uchida
1
,
Yoshinori Oshiro
1
,
Yoshihide Ogawa
1
1琉球大学医学部附属病院泌尿器科
キーワード:
尿路上皮癌
,
endoscopic circumferential resection
,
リンパ節郭清
Keyword:
尿路上皮癌
,
endoscopic circumferential resection
,
リンパ節郭清
pp.391-397
発行日 2007年5月20日
Published Date 2007/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101203
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要旨:腎尿管摘除術の手術手技に関する注意点を,尿路上皮癌の性質,特にリンパ節転移を含む転移形態,尿溢流に伴う問題を踏まえて論じた。同術式においてリンパ節郭清の治療的意義は確立されていないが,手術範囲を熟慮して病巣の完全摘除を目指すべきである。一方,経尿道的に膀胱-尿管を切離して,縮小された術野から尿管を引き抜く方法が試みられている。同法は腎盂癌,上部尿管癌の手術で創を可及的に小さくするのに有用である。
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