Japanese
English
特集 これだけは伝えたい! 腎癌手術のコツ
腹腔鏡下腎部分切除術:経腹膜到達法
Transabdominal laparoscopic Partial nephrectomy
小林 泰之
1
Yasuyuki Kobayashi
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学
キーワード:
腹腔鏡
,
腎癌
,
腎部分切除術
Keyword:
腹腔鏡
,
腎癌
,
腎部分切除術
pp.340-345
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205695
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・腹腔鏡下腎部分切除術の難易度は,症例によって大きく異なる.阻血時間を考慮して,術者の技量に合わせた適切な症例選択が重要.
・腹腔鏡下腎摘除を行う技量に加えて,血管にダメージを与えないような剝離技術,正確で素早い縫合技術などが要求される.
・術前に3D画像などを作成し,腫瘍周囲の血管走行を十分に理解し,腫瘍切除時に血管処理をきちんと行うことが,後出血や仮性動脈瘤の予防に重要.
・術後の合併症(仮性動脈瘤)などに対して,適切な対応を行う知識と設備が必要.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.