Japanese
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特集 泌尿器悪性腫瘍の治療指針―私たちはこうしている
膀胱癌の治療指針
Therapeutic strategies for bladder cancer
清田 浩
1
,
浅野 晃司
1
,
木村 高弘
1
,
近藤 直弥
2
Hiroshi Kiyota
1
,
Koji Asano
1
,
Takahiro Kimura
1
,
Naoya Kondo
2
1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
2町田市民病院
キーワード:
浸潤性膀胱癌
,
尿路変向術
,
周術期管理
Keyword:
浸潤性膀胱癌
,
尿路変向術
,
周術期管理
pp.623-627
発行日 2003年7月20日
Published Date 2003/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100938
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われわれの膀胱癌治療指針を概説した。表在性膀胱癌については経過観察を原則とし,再発性,CIS随伴性,多発性であればBCG膀胱注入療法を追加する。浸潤性膀胱癌については,遠隔転移あるいはリンパ節転移があればMEC療法を2コース以上行う。遠隔転移のない浸潤性膀胱癌に対しては膀胱全摘除術を行うが,その際の尿路変向術は回腸導管,S状結腸直腸パウチ,回腸新膀胱(Studer法)のいずれか(尿道摘除術を併せて行うときには前2者のいずれか)を選択する。
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