異論・反論 泌尿器科術前・術後管理
4.手術後の包交は必要か
深澤 立
1
,
島田 誠
1
Ritsu Fukasawa
1
,
Makoto Shimada
1
1昭和大学横浜市北部病院泌尿器科
pp.304-305
発行日 2005年4月20日
Published Date 2005/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100317
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1 手術後の創管理の目的
手術後の創管理の目的は,感染や離解などの問題を生じさせず,創をきちんと治すことである。そして患者の苦痛を最小限にすること,医療コストをかけないことも管理をしていくうえで十分に配慮されるべきである。
2 今までの包交のやり方
以前は毎日回診をし,清潔操作のもとにガーゼを剝がし,創・ドレーン刺入部をポピドン・ヨードで消毒し,またガーゼで覆うという包交をしていた。実際に調査をしたわけではないが,恐らく多くの医療現場ではこれと変わらない包交をしている(してきた)と思われる。
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